現在、少子化問題が大きく取り上げられることが多くなってきました。
私は10代で結婚し、20代で3人の子供を出産しました。
現在私は30代半ばになり子供たちは小中高の子育て真っ最中です!
大変なことはもちろんありますが、私自身は今が1番幸せと日々思えるのは家族の存在です。
いろんな考えがある現代ですが、結婚や出産がマイナスと考えられたり、本当は結婚や出産をしたいけど不安で結婚に後ろ向きになってしまっている方に、結婚や子育ての楽しさをお伝えしたいと思いました。
結婚・出産の年齢
私は子供の頃から早く結婚することが夢でした。
実際に早婚とは何歳くらいのことなのか、結婚適齢期とは何歳なのでしょうか。
平均初婚年齢とは
出典:厚生労働省HP
男女とも、30歳前後の結婚が多いです。私の周りでも、27歳~30歳頃に結婚した方が多いように思います。
社会に出て、仕事にも慣れてきた年齢なので結婚を意識するのがちょうどこのくらいの年齢になるように思います。
「30歳までには」なんてこともよく聞きました。
地元意識の根強い地域なのもあるのかもしれません。娯楽も限られているので地元にいると周りの影響も大きいように感じます。
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早婚とは
一般的な結婚年齢よりも早いことを【早婚】と言います。現在では、男女とも20代前半での結婚は早婚となりますね。
大学や大学院を出ていたら20代前半で結婚を考えることはあまりないのかもしれません。
私のように高卒で就職し地元にいる場合は、20代前半での結婚もよく耳にします。
出産年齢
出典:厚生労働省HP
30代前半の出産が多いですね。私は20代で3人の子供を出産しましたが、周りのママを見ても年上のママさんが多い印象でした。末っ子の時に、同年代が少しずつ増えてきたかなと思いましたが、それでもまだまだ年上の方が多いです。
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早く結婚すること【早婚】のいいところ
早く結婚すること【早婚】のいいところを私目線でご紹介します!
結婚や出産に後ろ向きな意見も多いですが、いいこともたくさんあります!!
メリット
出産・子育ては本当に体力が必要です。子供と一緒に思いっきり遊ぶこともできるので、体力のある20代は圧倒的にメリットがありますよ!
早婚だとママ友はほとんどが年上の方です。同世代がいないからこそいろんな方と仲良くなれるのはとても楽しいです!
体形も20代は戻りやすく、おしゃれにも敏感なので綺麗なママでいられる!
今は元気な高齢者も増えていますが、やはり50代と70代では違います。子育てを協力してもらえる環境であればとてもメリットが大きいです。介護の心配も少ないですね。
もし親が病気や介護が必要になっても、体力のある20代なら乗り切ることもできます。
子供が成人した時にはまだ40代!まだまだ元気なうちに新しく挑戦したりとセカンドライフを楽しめます!
セカンドライフを楽しむためには、若い頃からの資産形成がとても大切です!子育て中はなかなか難しいですが、少しずつでも資産形成を始めましょう。
早婚だと一般的に年収もそこまで高くない場合が多いので、所得制限のある児童手当などが受けられないなんて心配はありません!保育料も所得によって値段が変わったり、高校の学費でも所得制限などがありますが、そういった支援を受けられます。
デメリット
- 金銭面の心配
- 支援が受けられる一方、やはり金銭面では大変なことも多いです。
- 仕事の両立
- 育休などもありますが、退職してしまうとパートを探すのも大変。復帰をしてからも急な休みなどがあり思うように働けないことがある。
10代で結婚してみて
私が10代で結婚した理由は、
『できちゃった婚』
今は授かり婚というのかな。元々早く結婚したかった私は迷うことはありませんでしたが、やはり子供が子供を産むと言った意見もたくさんありました。
自分の子供が高校生になり、あと数年したら結婚?!と思うと確かに信じられません!!
まだまだ子供だった部分もたくさんありますが、子育てをして親になってはじめてわかることもたくさんあります。
若かったことで周りも協力してくれることも多く、スーパーや児童館へ行ってもよく声をかけてもらいました。
まだ学生だった友達や、社会人になった友達も会いに来てくれてたくさん遊んでくれました。
友達との関係
周りが遊んでいる時に自分は家事や子育てをすることになります。私は10代で結婚したので娯楽をそこまで知らずにいたのがよかったのか、羨ましいと思うことはほとんどありませんでした。
唯一羨ましいと思ったことは、
仕事の愚痴
退職し専業主婦だった私は社会に取り残されているような気持ちがあり、昼間は子供と過ごす日々。仕事帰りに来てくれた友達の愚痴を話す姿が羨ましかったです。
ないものねだりで、自分にないものを羨ましく思うことは誰にでもありますよね。
反対の立場だったら、仕事しないで家に子供と居られていいな~と思っていたと思います。
なので純粋に子供を可愛がってくれる友達がいて、愚痴ながらも社会のことを話してくれる人がいたことで孤独感を感じることが減り、とてもありがたかったです!
全く違う環境だったからこそお互いにとって刺激になりよかったと思います。
そして、やりたいことを本当にやっている20代は少ないように感じます。自分自身も、もし結婚していなかったら周りとなんとなく遊んでなんとなく仕事をして、やりたいことを見つけることもなく年を重ねていたと思います。
金銭面でも、結婚をしたからこそ考えるようになりましたが、もししていなかったらその時の娯楽に使ってしまっているように思います。
気晴らしは必要
親に預かってもらったり、一時保育などで預かってもらい、気晴らしをすることはママにとって大切なことだと思います!
私自身はそれが出来ず、子供と離れることは悪いことと思ってしまい、子供と一緒にいることがいいことだと思っていました。若かったからこそ「私はちゃんとやっている!」と意地を張っていた部分もあると思います。
ですが、気晴らしに友達と出かけたり、夫婦でデートするのもたまにはいいですよね!!
5分でも私と離れると泣いてしまう我が娘。お風呂に入るのもトイレに行くのも、体調が悪くなった時も離れることが出きず大変でした。
そしてそれがいいことだと思ってしまっていた私。誰かの手を借りたくない!そんな気持ちが自分自身も辛くさせていたと思います。
2人目3人目となるほどに、手を借りないとやっていけなくなったことで周囲に頼れるようになり、自分自身も心に余裕ができてラクになりました!
ママ友との関係
周囲と年齢が違うことでママ友なんて絶対できないと思っていた私。
一回り以上年上の方もたくさんいました。20代前半で保育園へ通いほとんどママ友はできませんでした。
ですが、自分から作ろうとしていない、話そうと思っていないから、それが態度に出てしまい誰も話しかけてくれないのではないか?と思うようになりました。
勇気を出して話してみたら、ほとんどの方が気さくに話してくれました!
自分から勝手に線を引いていただけで、年齢なんて関係ないんだなと思いました。
同世代だと話も合い気楽さはありますが、いつも特定のグループになってしまうことも多いように感じます。
同世代だとどうしても、自分や子供のことを比べてしまったりすることありませんか。
私は基本的に特定のママ友はいまだにいません。なので学校行事には1人で行きます。だからこそ、誰とでも話せるようになり、ママ友で悩むことはありません。
幅広いママと付き合うことで特定のグループに属さず誰とでも話せるようになると、周りからも話しかけられやすくなるように感じます。
ママになった年齢はみんな変わらないので自分の年齢なんて関係ありません!
自分から年齢で線を引かずにたくさんのママさんと仲良くなることができ、たくさんの交流がもてるようになったのは早婚だったからこそかなと思います。
子供との関係
自分自身は、自分の年齢を意識することはほとんどありませんでした。
ママ若くていいね~
と街中で言われることもありますが、高齢出産された方でも綺麗にしている方はたくさんいるし、金銭的にも余裕があるし、若いこと以外に自分のいいところがないようで恥ずかしく思うこともありました。
底辺高校卒なので学もなく、若くていいね~と言われることを素直に喜べませんでした。
確かに、若いと肌は綺麗だし、白髪で悩むこともなく、出産後のスタイルも戻りやすい!
これは30代になったからこそわかります!!20代の時は当たり前すぎて気づかないんですよね。
あるときママ友が、自分の年齢を子供に伝えれない。と言っていました。
とっても綺麗で、気さくなママさん。むしろその年齢でそこまで綺麗なら逆に子供に自慢できるよ!と思いましたが、本人にとっては「子供が周りよりも自分の親が年をとっているのがかわいそうだから」と話してくれました。
子供って親の年齢を友達同士で話すことありますよね。若くても身だしなみに気を使っていない人もいるし、年齢が上でも綺麗にしているママはいるので、若いだけを売りにするママよりもずっと魅力的だと思っていましたが、本人にとってはそういった悩みもあるんだなと知りました。
私は若さだけを売りにすることは恥ずかしいと思っていたのであまり子供には年齢のことをわざわざ言いませんでしたが、子供にとっては若いママは嬉しかったようです。
自慢のママだよ!と言ってくれる子供たちの言葉は素直に嬉しいです。
体力があり、おしゃれにも関心がある20代の出産は、今になって改めてよかったなと思いました。
そして、親の私たちが学がなく低収入夫婦なので、こうさせたい!というような信念があまりありません。
それがいいことだとは決して思いませんが、親が思っている通りにならないことはたくさんあります。
勉強が出来たり、先生に褒められたり、いい学校や企業に入る子ばかりではありません。
我が子たちは勉強ができるわけでもないですが、友達はたくさんいるし毎日楽しそうに暮らしています。
間違ったことをすることもあるけど、それは私も同じです。素直に謝ったり、間違いを認めることを子供に見せるのも大切なことかなと思います。
勉強をすることは視野を広げるためにもとても大切なことだと思います。ですがそれだけではなく、思いやりや人間関係は社会に出てからもっと大切なことだと思います。
陰ながら応援し、認めてあげることの出来る親になりたいと私は思っています。
教えてあげられることも、やってあげられることも少ない私たちだからこそ、周囲の人への感謝や、そしてなにより自分自身の大切さを伝えていこうと思います。
まとめ
少子化問題や晩婚化が進む現代と対照的に、10代で結婚し3人の子供を出産した私の経験談をお伝えさせていただきました。
傍からみたら大変そう、負け犬、と思われるかもしれませんが、私は毎日幸せです。
もっと楽しいことが世の中にはたくさんあるのかもしれません。子供たちにとっても、もっと経済的にも社会的にも余裕がある家庭で暮らせたらよかったのかもしれません。
社会のことを知らないこともたくさんありますが、結婚し出産したからこそ知ったこともたくさんあります。
私は10代で結婚したことを1度も後悔したことがありません。本当によかったと思っています。
結婚や出産だけが女性の幸せではないと思っています。バリバリ働いているかたも、自立して生活している女性もたくさんいて、とても素敵だなと思います。
幸せは自分で決めるものだと思うので、自分にとってなにが幸せかを見つけ認め合える社会になるといいなと思っています。
金銭的には大変なこともたくさんありますが、私たちも子供たちも元気でいられることが本当にありがたいことだなと思っています。私を親にしてくれたことに感謝しています。
結婚や出産について考える暇なくここまで来てしまいました。あと10年ほど、思いっきり子育てを楽しみたいと思います!!
M’sブライダルジャパン
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